コンボラーがbeatmaniaを語る

ただのコンボラーがbeatmaniaに関して駄文を書き連ねていきます。

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用語解説・考察3「癖」

今回の小話ですが、ブログ開設に際してもっとも書きたかったことの一つです。
夢中になって書いてたらクソ長くなってしまいましたww
適度に拾い読みをお勧めしますw



段位認定やFC狙いで正規譜面粘着をしたことがあれば、それなりに多くの人が経験したことがあるであろう「癖」の存在。
同じ譜面を難度も練習すれば、普通は少しずつ上達していくものと思えますが、ある一定回数を超えると、急に上手く押せなくなったりすることがあります。
これがよく言われる「癖がついた」という状態。
原因が非常に分かりにくいことからきたと思われる、「呪われた」という表現もあるようです。

ただ上達していくためなら、癖はあまり気になる要素ではありません。
ランダムでひたすら練習すれば同じ譜面をやり込むことはないですからね。
しかしながら段位認定が正規譜面固定であったり、FCやクリア狙いでは正規鏡がランダムより遥かに簡単であることも多いため、実際に上達の成果を挙げていく上で癖の存在は無視するわけにはいきません。

まず癖の原因について考えてみます。
自分の考えでは、主な原因の1つは「地力が不足していること」です。
「大きく地力を上げることで癖が克服できる」ということを、経験則で学んでいる人も少なくないのではないでしょうか。

癖がつきやすい譜面の1つとして、七段ボス曲のサファリがあります。
七段を取る当時に癖に苦労したという人はそれなりにいるかもしれませんが、十段になってからも段位ゲージで落ちるほどに押せないということはないでしょう。
逆のパターンとして、皆伝クラスのプレイヤーが☆9相当の譜面に何度も粘着したとして、致命的な癖になることはまずないと思います。

地力が不足した状態で同じ譜面を繰り返すと、ある程度譜面を覚えてしまうために、譜面の見切りに少なからず影響が出ます。
譜面が分かっているために指が早く動き始めてしまったり、脳内の譜面情報が思い出されることで譜面の見切りに集中できなくなったりと原因は様々ですが、「流れてきたノーツに対応したボタンを押す」という機械的作業が、余計な情報により機械的に行えなくなってしまうのです。
このゲームにおけるノーツの処理は、0.1秒の誤差が影響するデリケートな作業であり、反応時間が早くなっても遅くなっても何らかの影響が出てしまいます。

さてこの癖を克服する方法ですが、そのためには癖のもう1つの原因を考える必要があります。
それは「癖がつく譜面は難しい」ということです。
当たり前じゃん何言ってんの、と思われるでしょうが、癖がつくような譜面には必ずその理由があります。
一見地力は足りてるように思える譜面でも癖がつくことがありますが、どんな癖も譜面分析と本人の地力によってほぼ全て説明できると自分は考えてます。
指の運動能力が十分でないケースがほとんどで、その場合少しでも見切りに影響が出ると癖になってしまいます。

いくつか具体的に見てみましょう。



皆さんご存知FAXX序盤の低速です。
ランダムでの攻略が非常に厳しく、正規or鏡覚えゲーが基本であるこの曲、癖がつく人は非常に多いでしょう。
一見簡単なただの螺旋階段ですが、ここでミスを出す人は少なくないのではないでしょうか。


この譜面が難しいのは、ズバリ2→1→2or6→7→6の折り返しです。
この折り返し部分は実質BPM200の16分である以上、ここに癖が絶対につかない条件は、「BPM200の16分12(67)トリルを、ある程度の長さ安定して捌ける」ことです。

BPM200の1P67or2P12トリルは相当難しい部類に入ります。
トリルが出来なくてこの譜面が捌ける人は、脳内で1246/7642/1246/7642・・・などのように、譜面を上手く切って考えながら押すことが出来る人でしょう。
初見だと問題なく出来ても、何度もやり込むと出来なくなってしまう人もいるのではないでしょうか。

つまりここについた癖を克服するには、BPM200のトリルが余裕で出来るようになればいいわけです。
言うのは簡単ですが、それだけ地力を上げるのはなかなか遠い道のりです。
闇雲に高難度をやり込むのではなく、BPMの速い曲を意識して練習するのが効果的でしょう。



次は前述したサファリの譜面の一部です。
1P側を基準に、右手側についてみてみましょう。
7→6→4+7→6→5+7という構成ですが、ここに癖がつかないためには、67トリルの複合及び6と4+7のトリル(BPM150またはそれ以上)が完璧にこなせる必要があります。
癖を抜く分には、67トリルの練習をするだけでもかなりマシになるはずです。
4を拾うときに変な癖がついている場合は、6と4+7のトリルが押せるか確認してみましょう。


補足になりますが、六段~七段くらいの段階でこの譜面を完璧に捌ける人はまずいないと思います。
七段攻略においては、67トリルだけは外さないように取る等、全ては拾わない前提でのアドバイスをよく聞く気がします。
ついつい何度も挑戦して癖がついてしまい、結果的には八段取得の方が早かったというプレイヤーも少なくないようです。



もう一例、今度はDPです。
某スレで癖がついたという人を見かけた、AA(DPA)中盤の2P側です。
ただの八分なのに癖?と思われそうですが、このような場合は少しBPMを速くすると難しさが見えてきます。

運指にもよりますが、一般的な運指だと5→136は薬→親人薬で取ることになり、薬指の北斗を要求されます。
5→6の薬北斗は6→5に比べて非常に難しく(DPerや片手erでこう感じる人が多数派だと予想します)、この動きが速いBPMでも問題なく動くなら相当な上級者でしょう。
そして「前のノーツを押したことによる指の癖」が残っていると、見切りに影響が出ている状況ではBPMを倍にした場合と同等の癖がつくこともあります。
つまりここの癖を抜きたければ、「1~4にある程度ノーツがある状況での5→6の薬北斗」の精度を上げればいいということになります。
地力が上がってもあまり成長していない指がある、ということもDPではしばしばで、苦手な割に頻繁に必要となる動きに関しては常に意識して鍛える必要があります。

またもう一つ原因として考えられるのは、人・薬指が逆の動きをすることです。
一般的に、二つの指を同時に開いたり閉じたりするのは割と容易で、2つの指の開閉を逆に動かすのはかなり難易度が上がります。
片手プレイで2+6→3+5と2+5→3+6のそれぞれの往復を、人・薬指のみを使って拾うことを考えてみれば分かりやすいと思います。
1+4を親中で取って人指が開いた状態だと、136を押す際に薬指が開く動きをするのに対し、人指は閉じる動きをしなくてはなりません。
この動きは容易に習得できるものではなく、日々の訓練で指が動くように鍛えるしかありません。
これは指の独立性に関する話になりますが、これも運指力の一種だと考えられます。


さてここまでの考察ですが、「癖の原因はここである可能性が高い」というだけで、人によっては同じ譜面でも違う原因があり得ることを一応補足しておきます。

本当に一部の例しか挙げませんでしたが、「癖がつきやすい、難しいパターンの譜面」はもちろん他にいくらでもあります。
「癖がついたから放置して、地力が上がったから久々にプレイしたけど癖が全然抜けてない!」という経験をしたことがある人は、譜面分析をしてみて、自分にどのような運指力が足りていないのかを考えてみると良いかもしれません。

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